時間を上手に使っている女性の絵本作家
絵本作家と聞いて、あなたはどんな人を思い浮かべますか?
毎日アトリエで一日中絵本を描いている人でしょうか。
アトリエをもっていて、絵本だけを作っている作家さんは、実際にはそれほどいません。
みんな他の職業をもちながらだったり、子育てしながら絵本を作っているのです。
農業をしながら書いている作家さん、ご主人と小料理屋を営みながら書いている作家さん、親の介護をしながら書いている作家さん、多くの作家さんは、忙しい毎日の中、時間を上手に使って絵本を作っているのです。
日中は、仕事や子どもの世話で自分の時間がとれない作家さんの中には、夜中の数時間だけ、自分の時間と決めて、絵本の創作にあてている人もいます。
小さいお子さんがいても通える学校
絵本を書いてみたいけれど、どうしていいかわからないという人は、絵本の学校に通ってみるのも、ひとつの方法です。
Woman Creators Collage(ウーマンクリエイターズカレッジ)は、“女性による 女性のための学校”です。
“妊娠・出産・子育ての中で、仕事をする機会を奪われがちな女性の「働く」をサポートしたい!” という想いからできた学校ですので、小さなお子さんをお持ちの方でも、安心して通うことができます。
クリエイティブにモノを生み出す力は、女性に本来備わっているものですが、その才能を伸ばす機会も、社会で活用する機会も、十分には与えられていないのが現状です。
そんな女性ならではの感性を伸ばし、在宅(SOHO)でも仕事ができるスキルとノウハウを身につけることを目的とした学校なのです。
女性専用の学校で、子ども連れで授業や面談に参加できるような環境が準備されています。
講師やスタッフも育児経験やベビーシッター経験があり、また、必要なときには教室の一角の授乳ブースやおむつ替えエリアも使えるので安心です。
このように、女性に優しい学校を見つけて通いながら、絵本作家を目指すこともできます。
大事なのは諦めない気持ち
中には、子どもが生まれて、それまでの仕事を辞めた方もいるでしょう。
特に、子育てをしていると時間も取られ、自分の時間が持てないことも多いですよね。
けれど、それで諦めることなく、何かひとつでも前に進んでみてください。
“今の自分がやれること”から。
それが絵本作家になるための第一歩です。
子育て中の主婦でも絵本作家になれるのです。